昨年申告した相続税申告について、書面添付制度における意見聴取に行ってきました。意見聴取とは、申告内容についての説明書を添付した申告書を提出する制度（詳細はこちらをご参照ください）で申告を行った場合に、【税務調査を行う前に税理士の意見を聞き取りしなければいけない】という制度です。

　意見聴取の結果、税務調査に移行する場合もありますが、意見聴取による意見交換で調査が省略されることもあります。

　今回の意見聴取を受けた書面添付は論点も多かった事から、定型の容量（追加を入れて5ページ）を超える部分について、別紙フォーマットで追加して作成いたしました。意見聴取はいくつかの論点について意見交換を行い、追加で資料を提出した結果、税務調査が行われないこととなりました。

　相続人は遠方のかたもおり、また、それぞれお忙しいお客様であったため、税務調査の立会いがなくなり、大変喜んでいただきました。

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